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マンションの天井から水漏れ!考えられる原因と、まずすべき対処・連絡先【水道職人:プロ】

マンションの天井から水漏れ!考えられる原因と、まずすべき対処・連絡先【水道職人:プロ】

マンションの天井からの水漏れは、戸建てのそれとは対処の仕方が変わってきます。
天井裏に上の階の設備や建物共通の配管が通っているぶん、原因が自分の部屋の外にあるケースが少なくないためです。
 
原因がどこにあるかによって、とるべき対処も、連絡すべき相手も違ってきます。
むやみに動く前に、まずは落ち着いて状況を見極めることが大切です。
 
マンションの天井から水漏れする原因や、被害を抑えるための応急処置、連絡先の選び方などについて解説します。

マンションの天井から水漏れするおもな原因


天井が水源から遠いマンションでは、水漏れの原因が自室の外にあることも少なくありません。
おもに考えられるのは、次のようなケースです。

上の階からの漏水

もっとも多いのがこれ。
上階の給排水管の劣化や接続部のゆるみ、洗濯機や水回り設備からの漏水、あるいは水のあふれなどが、床下を通って階下の天井に染み出してきます。
真上の部屋とは限らず、少し離れた住戸から伝ってくることもあります。

共用部の配管トラブル

各住戸を貫いて上下に走る配管(縦管)や、天井裏の共用配管から漏れているケースです。
これは建物全体にかかわる部分で、管理組合が管理する範囲になります。

雨漏り

最上階やその近くの部屋で、雨の日にかぎって天井が濡れるなら、水漏れではなく雨漏りの可能性があります。
屋上の防水層や外壁の劣化が原因です。
 
まれに、自室の天井裏を通る配管が原因のこともあります。
ただマンションの場合、自分以外のところに原因があるケースが多いと考えておくとよいでしょう。

天井から水漏れしたときの応急処置


原因を突き止めたり連絡したりする前に、まずは目の前の被害を食い止めるのが大切。
落ち着いて、次の順番で動きましょう。

  1. 水を受けて、家財を守る
  2. 電気の安全を確保する
  3. 状況を写真や動画で記録する

水を受けて、家財を守る

バケツや洗面器を水の真下に置き、まわりの家具・家電・衣類は濡れる前に移動させます。
床にビニールシートやタオルを敷いておくと、被害が広がりにくくなります。
天井のたわみが大きいときは、一気に水が落ちてくることもあるため、真下に長くとどまらないよう気をつけてください

電気の安全を確保する

天井の照明やコンセントに水がかかると、漏電や感電の恐れがあります。水が電気設備に及んでいる、あるいは及びそうなときは、その系統のブレーカーを落としておくと安心です。濡れた手で電気機器に触れないことも忘れずに

状況を写真や動画で記録する

水が漏れている場所、濡れてしまった家財、天井のシミの範囲などを、写真や動画で記録しておきましょう。
あとで原因や責任の所在、保険を確認する際に、証拠として役立ちます。
日付がわかる形にしておくと、なお確実です。
 
水の量が多い、天井が大きくたわんでいるといった深刻なときは、応急処置もほどほどに、すぐ管理会社へ連絡してください。

まず連絡すべき相手は誰?


応急処置がひと段落したら、次は連絡です。
ここで大切なのは、自分で修理業者を呼ぶ前に、しかるべき相手へ連絡を入れること
連絡先は、住まいの形態によって変わります。
 
賃貸にお住まいなら、まずは管理会社か大家さんへ。
自分の判断で修理業者を手配してしまうと、あとで費用の負担をめぐって行き違いが生じることがあります。
分譲マンションの場合は、管理会社や管理組合が窓口です。
原因が共用部にあるのか専有部にあるのかで対応する主体が変わるため、まずは相談して指示を仰ぎましょう。
 
どちらの場合も気をつけたいのが、原因が上の階にありそうでも、直接乗り込んで話をつけようとしないこと
当人同士だと感情的なもつれに発展しやすいため、管理会社や管理組合を間に入れて進めるほうが、結果的に穏やかでスムーズな解決につながります。

原因の特定から解決までの流れ


連絡したあとは、おおむね次のような流れで解決に向かっていきます。

  1. 管理会社・管理組合による状況の確認
  2. 水道業者などによる漏水箇所の特定
  3. 原因に応じた修理と、濡れた部分の復旧
  4. 費用負担や保険の確認

 
天井裏や壁のなかといった見えない場所の水漏れは、どこから漏れているのかを突き止めるのが最初の関門です。
発生源さえわかれば、あとはその箇所を直し、濡れた天井や壁を元の状態へ戻していきます。
 
かかった費用を誰が持つのかは、上の階の使い方によるものか、配管の経年劣化か、それとも共用部の問題かによっても変わってきます。
相手方が入っている保険(個人賠償責任保険など)でまかなえるケースもあるので、管理会社や保険会社と相談しながら進めると安心です。
 
(関連記事:賃貸物件の蛇口で水漏れ!?費用はだれが負担する?

マンションの天井漏水は初動が肝心

マンションの天井からの水漏れは、上の階や共用部など、自分の部屋の外に原因があることの多いトラブルです。
そのぶん、気づいてからどう動くかが、その後の被害の大きさを大きく左右します。
 
まずは水を受けて家財を守り、電気の安全を確かめる。
そのうえで、管理会社や管理組合へ連絡する。
この順番さえ押さえておけば、いざというときも落ち着いて動けます。
 
天井裏で静かに進む水漏れは、放っておくほど天井材の傷みやカビ、階下への被害へと広がっていくもの。
早めのひと動きが、住まいとご近所との関係、その両方を守ることにつながります。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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