トイレに水がたまらないときの原因は?対処法も解説
トイレを使用したあと、うまく流れなかったり便器に水がたまらなかったりするのであれば、トイレタンクや排水管に不具合が起きているのかもしれません。
つまりや悪臭の発生につながるおそれもあるため、早急に対処する必要があります。
そこで本記事では、トイレに水がたまらないときに考えられる原因と、対処法を解説します。
自力での修理が難しい場合の対応方法も紹介しますので、参考にしてください。
トイレに水がたまらないときの一時的な対処法
トイレの水がたまっていない状態でも、バケツを使用して水を流し込む方法で、一時的にトイレは流せます。
まずバケツ1杯(5〜6L程度)の水を水位を見ながら便器に流したあと、少し間を空けてから、今度はバケツ3分の2杯(3〜4L程度)の水を水位の確認をしつつ流しましょう。
ただし、トイレがつまっているときは水が溢れてしまうため、水を足すことは控えてください。
バケツで水を流す方法は、あくまでも応急処置と心得たうえで、原因を早急に発見することが大切です。
トイレに水がたまらないときの原因
トイレ(便器内)に水がたまらない原因としては、主に以下の3つが挙げられます。
トイレに水がたまらないときの主な原因
- トイレタンクに水がたまらなくなっている
- トイレの排水管がつまっている
- なんらかの要因で水が減少している
トイレタンクに水がたまらなくなっている
便器内の水は、トイレタンクから送り込まれることでたまる仕組みになっているため、そもそもトイレタンクに水がなければ便器内にも供給されません。
なお、トイレタンクに水がたまらなくなる原因は、いくつか考えられます。
詳しくは後述しますので、そちらも参考にしてください。
トイレの排水管がつまっている
トイレタンクに異常が見られない場合は、排水管がつまっている可能性も考えられます。
オムツや生理用品、大量のトイレットペーパーなどを流したことで排水管がつまると、便器内の水が吸収され、水位が不安定になり低くなることがあります。
この場合はトイレの水を無理に流そうとはせず、つまりの原因となっている異物を除去しましょう。
なんらかの要因で水が減少している
便器内の水位の低下は、誘引現象や蒸発などによっても生じます。
誘引現象は、大量の水が流れたことで、トイレの排水管内の空気が引き込まれて一時的に気圧が低下し、便器内の水が排水管に吸い出される現象です。
特にマンションやアパートなどの集合住宅では、よく起こるとされています。
集合住宅では、上階の住人がトイレの水を一度に大量に流すと、その水が排水管を勢いよく流れ落ちます。
同時に排水管内の空気も流れ出すことにより、排水管とつながっている下階の住人の便器内の水が吸い出されてしまうわけです。
また、便器内の水は、トイレを長期間使用していないと蒸発して減少していきます。
季節によって差はあるものの、夏場なら2週間から1か月程度で完全に蒸発してしまうことがあります。
長期の旅行や出張からの帰宅後、便器内の水位が低くなっていることがありますが、それはこの蒸発現象によるものです。
トイレタンクに水がたまらないときに考えられる原因
便器内に水がたまらなくなる理由は、前述した通りです。
なかでもトイレタンクに不具合が見られる場合は、次のように、トイレタンクの各部品に原因があると考えられます。
トイレタンクに水がたまらないときの主な原因
- 原因①止水栓が閉まったままになっている
- 原因②浮き球に不具合が起きている
- 原因③ボールタップが壊れている
- 原因④止水栓のフィルターがつまっている
- 原因⑤フロートバルブが正常に機能しなくなっている
- 原因⑥ゴムパッキンの機能が低下している
- 原因⑦オーバーフロー管が壊れている
- 原因⑧レバーハンドルに不具合が起きている
- 原因⑨トイレタンク自体が破損している
- 原因⑩水道管に問題がある
これらのうち、どれが原因なのかは、トイレタンク内部を確認すれば判断可能です。
ただし、トイレタンクには、内蓋が取り外せるタイプとそうでないタイプの2種類があります。
内蓋が取り外せるタイプであればご自身で原因を調べられますので、その際は本項の内容をお役立てください。
原因①止水栓が閉まったままになっている
トイレの止水栓は、給水管と給水器具のあいだに設置されており、水量を調整する役割を担っています。
通常は水が出るよう開いてありますが、なんらかの理由で意図的に閉めてあると、トイレタンクに水は供給されません。
理由としては、たとえば引っ越したばかりでトイレをまだ使用していなかったり、水漏れを防ぐために一時的に閉めたまま忘れていたりするケースなどが考えられるでしょう。
原因②浮き球に不具合が起きている
トイレタンクの水位は、“浮き球”とよばれる部品によってコントロールされています。
浮き球は、トイレタンクの中にあるボールタップ(給水弁)という部品の一部で、水面に浮かぶように位置が調整されています。
トイレの水を流してタンク内の水位が下がれば浮き球の位置も下がり、浮き球とつながっている給水弁が開いてタンク内に水が供給される仕組みです。
水がたまって水位が上がってくると浮き球の位置も上がり、給水弁が閉じて水が止まります。
そのため、浮き球に不具合が生じるとトイレタンク内の水量をうまく調整できず、水がたまらなくなります。
原因③ボールタップが壊れている
「トイレタンクに水がたまらないけれど、浮き球に異常は見られない」という場合は、ボールタップが故障している可能性が考えられます。
ボールタップは浮き球と連動して水量を調整しているため、不具合が起きていると、水がたまらない原因となります。
トイレタンクにトラブルが起こった際は、浮き球とあわせて、ボールタップも確認しておくとよいでしょう。
原因④止水栓のフィルターがつまっている
トイレの止水栓には、水道水をろ過してごみや異物を除去するためのフィルターが設置されています。
フィルターに汚れがつまると、水が流れにくくなり、トイレタンクへの給水が十分に行われなくなります。
止水栓のフィルターは不純物がたまる頻度が高いため、定期的に点検することが重要です。
点検の際は、止水栓を閉めて養生してからフィルター部分を確認してください。
原因⑤フロートバルブが正常に機能しなくなっている
フロートバルブは、トイレタンクの底にある、排水口を塞ぐ重要な役割を持つ部品です。
劣化したり緩んだりして正常に機能しなくなると、トイレタンクから便器へ水が流れつづけるため、水位が下がる原因となります。
ただし、フロートバルブの劣化や緩みだけであれば、通常トイレタンクに水がたまらなくなるほどのトラブルにはつながりません。
トイレタンク内の水位が著しく下がっている場合は、フロートバルブが正しい場所に収まっていない可能性が考えられるので、先に確認してみましょう。
原因⑥ゴムパッキンの機能が低下している
トイレタンクの接合部に使用されているゴムパッキンが劣化し、そこから水が漏れ出すと、水位が徐々に低下していきます。
ゴムパッキンが使用されている部分の例としては、給水管の接合部や便器との接続穴などが挙げられます。
トイレタンクに水がたまらない場合は、こうした部分から水漏れが起きていないかどうかも細かく確認することが大切です。
原因⑦オーバーフロー管が壊れている
オーバーフロー管の故障も、トイレタンクに水がたまらなくなる原因の一つです。
オーバーフロー管はトイレタンクの内部にあり、給水弁の故障などでタンクへの給水が止まらなくなった場合に、便器内へ水を排出してタンク外への溢水を防ぐ装置です。
これが経年劣化や衝撃などで壊れると、想定よりも水が多く排出されるようになってトイレタンクの水位が低下することがあるため、発見次第すぐに交換しましょう。
原因⑧レバーハンドルに不具合が起きている
トイレのレバーハンドルに不具合が起きると、トイレタンクから便器に水が流れつづけるようになります。
トイレタンクは、レバーハンドルを回すことで底にあるフロートバルブが持ち上がり、便器に水が流れる仕組みになっています。
正常な状態であれば、フロートバルブは自重で元の位置に戻り、再び排水口を塞ぎますが、レバーハンドルに異常があるとフロートバルブとうまく連動できません。
結果として、トイレタンクからの排水が止まらず、水位の低下につながります。
原因⑨トイレタンク自体が破損している
トイレタンクが陶器製であれば、本体にひびが入り、水が外に漏れ出している可能性も考えられます。
こうなると、水がたまらないだけでなく水道料金も無駄になってしまうため、早急な対応が必要です。
まずはトイレの周辺を確認し、水漏れが起きているのであれば、止水栓を閉めて応急処置をしたうえで水道修理業者に相談しましょう。
原因⑩水道管に問題がある
大元の水道管になんらかの問題が生じ、水の通りが悪くなることでも、トイレタンクの水位は低下します。
たとえば、付近で水道工事を行っていたり水道管が凍結していたりするケースが考えられるでしょう。
また、水道管内で発生したサビが、水の流れを滞らせていることもあります。
トイレタンクに異常は見られないものの、水がたまらなかったり茶色くなったりする現象が続いているのであれば、水道管の洗浄や交換をご検討ください。
トイレタンクに水がたまらない原因を自力で解決する方法
内蓋が取り外せるタイプのトイレタンクであれば、取り外して不具合の原因を突きとめてから、以下で説明する該当箇所の対処法を試してみましょう。
トイレタンクに水がたまらないときの対処法
- 止水栓を開ける
- 浮き球の位置を調整する
- 浮き球を交換する
- ボールタップを付け替える
- ダイヤフラムを交換する
- フィルターのつまりを除去する
- フロートバルブを交換する
- レバーハンドルを取り替える
- 水道管の凍結を温めて解消する
本項で、詳しい内容と手順を解説します。
なお、トイレタンクの交換や水道管の洗浄といった上記以外の作業を伴う修理は、ご自身で行うのは困難です。
本記事で取り上げる対処法でも「難易度が高いな」と判断したら、水道修理業者への依頼を検討することをおすすめします。
止水栓を開ける
トイレの止水栓が閉まったままになっているときは、ご自身で開けることで対応可能です。
止水栓には、外ネジ式・内ネジ式・ハンドル式の3種類があります。
外ネジ式は、止水栓の突起部分がマイナスの溝になっており、サイズが一致するマイナスドライバーを使用して開けます。
同様に、内ネジ式もマイナスドライバーで開けられますが、こちらは溝が突出していません。
またハンドル式は、マイナスドライバーを使用せずに手でハンドルを回して開閉するタイプです。
いずれも、開けるときは反時計回りに回すと開けられます。
以上の点を踏まえ、ご自宅の止水栓の種類を確認したうえで対処しましょう。
浮き球の位置を調整する
トイレタンク内の浮き球の不具合によって水がたまらない場合は、まず以下の項目をチェックしましょう。
浮き球の不具合が起きた際に確認したい項目
- 浮き球に破損や亀裂がないか
- 浮き球がほかの部品に引っかかっていないか
- オーバーフロー管の“-WL-”という表示よりも、水位が高いか低いか
特に浮き球自体に異常が見られず、ほかの部品が引っかかっているだけであれば、部品と干渉しない位置に設置しなおすことで対処できます。
また、オーバーフロー管の-WL-表示よりも水位が高すぎる、あるいは低すぎる状態のときは、浮き球のアームを調整します。
水位は、-WL-の線より2cmほど下にあるのが正常です。
それよりも高ければアームが下向きになるように無理に力を加えないようにしながら曲げ、逆に低い場合は同様に力加減に注意しながら上向きに曲げます。
なお、プラスチック製のボールタップも流通しており、このタイプは曲げると根元から折れてしまうこともあるため、調節ネジや水位調節リングを回して調整してください。
ただし、浮き球のアームを調整する方法はあくまでも応急処置です。
根本から解決するには、浮き球の交換もあわせて考える必要があります。
浮き球を交換する
先述した通りに浮き球の位置を調整しても改善が見られないのであれば、交換が必要です。
トイレタンク内の浮き球をご自身で交換する際の手順は、以下を参考にしてください。
浮き球を交換する手順
- 手順①止水栓を閉め、トイレタンク内の水を流して空にする
- 手順②ボールタップを取り外す
- 手順③ボールタップから古い浮き球を取り外す
- 手順④ボールタップに新しい浮き球を取り付ける
- 手順⑤ボールタップを元に戻す
- 手順⑥止水栓を開け、トイレタンク内に水をためる
なお、新しい浮き球は古いものと同じ形状でないと取り付けられないため、品番をよく確認してから購入しましょう。
ボールタップを付け替える
浮き球と連動しているボールタップが故障したときも、交換することで対処できます。
前項で紹介した手順でトイレタンクからボールタップを取り外し、新しいものに付け替えましょう。
また、ボールタップは特に破損していなくても、浮き球が壊れた際に同時に交換するのが望ましいといえます。
どちらも経年劣化によって故障する可能性があるため、同じタイミングで交換すれば、不具合が突然起こるリスクを避けられます。
ダイヤフラムを交換する
ボールタップごと交換するのではなく、“ダイヤフラム”とよばれる内部の部品のみを取り替えるという方法も一つの手です。
この方法であれば、部品にかかる費用を抑えられるというメリットがあります。
ダイヤフラムとは、ボールタップと接続しているナットの内側にある、小さな部品のことです。
給水管の水圧を調節する役割を持っており、故障が起きると、水がトイレタンクへと正常に流れなくなります。
ボールタップに異常が発生している原因がダイヤフラムにある場合は、以下の手順でダイヤフラムを交換することで修理が可能です。
ダイヤフラムを交換する手順
- 手順①止水栓を閉め、トイレタンク内の水を流して空にする
- 手順②ボールタップカバーを取り外す
- 手順③ボールタップから浮き球レバーとナットを取り外す
- 手順④ナットから古いダイヤフラムを取り外す
- 手順⑤ナットに新しいダイヤフラムを取り付ける
- 手順⑥ボールタップに浮き球レバーとナットを戻す
- 手順⑦ボールタップカバーを元に戻す
- 手順⑧止水栓を開け、トイレタンク内に水をためる
ただし、ボールタップの形状によっては、ご自身でのダイヤフラムの交換が難しい場合があります。
トイレタンクの品番から自己修理の可否を調べられますので、ご自身での交換が推奨されていないのであれば、水道修理業者に依頼しましょう。
フィルターのつまりを除去する
トイレの止水栓にあるフィルターの汚れを除去することも、ご自身でできる対処法の一つです。
フィルターがつまっていると水の流れが悪くなるため、年1~2回の頻度を目安に手入れしましょう。
詳しい手順は、次の通りです。
フィルターを掃除する手順
- 手順①止水栓を閉め、水を止める
- 手順②止水栓からフィルターを取り外す
- 手順③フィルターの汚れを歯ブラシで除去する
- 手順④止水栓にフィルターを戻す
- 手順⑤止水栓を開ける
なお、製品によっては、止水栓ではない部分にフィルターが取り付けられていることがあります。
掃除の際は、製品情報や取扱説明書などでフィルターの位置を必ず確認してください。
フロートバルブを交換する
フロートバルブの異常が原因でトイレタンクの水漏れが起きている場合は、以下の手順に沿って、新しいものに交換しましょう。
フロートバルブを交換する手順
- 手順①止水栓を閉め、トイレタンク内の水を流して空にする
- 手順②フロートバルブとレバーハンドルをつないでいるチェーンを外す
- 手順③オーバーフロー管から古いフロートバルブを取り外す
- 手順④オーバーフロー管に新しいフロートバルブを取り付ける
- 手順⑤フロートバルブとレバーハンドルをつなぐチェーンを再び付ける
- 手順⑥止水栓を開け、トイレタンク内に水をためる
新しいフロートバルブに付け替えると、トイレタンクの密閉性が戻り、水漏れを改善できます。
レバーハンドルを取り替える
トイレタンクから便器に水が流れつづけているときは、フロートバルブだけでなく、レバーハンドルの不具合も疑われます。
レバーハンドルが空回りしていたり、元の位置に戻らなかったりするのであれば、交換が必要です。
レバーハンドルは、次の手順で取り替えられます。
レバーハンドルを交換する手順
- 手順①止水栓を閉め、トイレタンク内の水を流して空にする
- 手順②フロートバルブとレバーハンドルをつないでいるチェーンを外す
- 手順③トイレタンクから古いレバーハンドルを取り外す
- 手順④トイレタンクに新しいレバーハンドルを取り付ける
- 手順⑤フロートバルブとレバーハンドルをつなぐチェーンを再び付ける
- 手順⑥止水栓を開け、トイレタンク内に水をためる
交換後は、レバーハンドルとフロートバルブがきちんと連動して排水口を開閉できているかどうかを確認しましょう。
水道管の凍結を温めて解消する
水道管に問題がある場合は、修理に専用の工具や高度な技術が求められるため、水道修理業者に依頼することが基本です。
しかし、水道管を温めて凍結を解消するだけであれば、ご自身でも対処できます。
水道管を温める際は、蛇口を開けたうえで配管の凍結部分にタオルを巻き、その上から40~50℃のぬるま湯をゆっくりかけるようにします。
蛇口を閉めたままで作業したり、熱湯を勢いよくかけたりすると水道管が破裂するおそれがあるため、注意が必要です。
トイレタンクの故障を防ぐために意識したいこと
トイレタンクの不具合を未然に防ぐには、点検や部品交換を定期的に行うことが不可欠です。
本項で、詳細を押さえておきましょう。
掃除・部品点検
トイレタンク内は、半年~1年に1回を目安に掃除することが大切です。
特に、水面に黒いごみが浮いていたり白い石灰質の汚れがこびりついていたりする場合は、すぐに掃除が必要です。
中性洗剤を使用して簡単にでも汚れを落としておくと、フィルターのつまりやフロートバルブの動作不良などを予防できます。
また掃除と同時に、浮き球やボールタップ、レバーハンドルなどの部品の点検も忘れずに行いましょう。
損傷や動作を細かくチェックすることで、故障が起こる兆候の早期発見につながります。
部品交換
不具合が起きる前に部品を定期交換しておくことも、トイレタンクの故障に対する予防策として効果的です。
トイレタンク内のパーツは消耗品であり、長期間使用していれば、機能は徐々に低下していきます。
破損の可能性も高まるため、寿命を迎える前に交換することで、結果的に大がかりな修理が必要となるリスクを回避できます。
交換のタイミングを見極めるには、部品を付け替えた時期を記録し、それを基準に寿命を計算するとよいでしょう。
あわせて、水がたまるスピードの低下や軽度の水漏れといった不具合にも気を配り、少しでも違和感があれば部品交換をご検討ください。
なお、対処法の詳細でもお伝えした通り、トイレタンクの部品はメーカーや型番ごとに形状が異なります。
サイズが合わない部品は取り付けられない場合があるほか、無理に取り付けると水漏れの原因にもなるため、交換の際は型番をもとに新しい部品を購入すると安心です。
トイレに水がたまっていない状態を放置することのリスク
トイレタンクの不具合やつまりの発生などによって便器に水がたまらないときは、ここまでで説明した内容も参考にしつつ、早急に解決することが重要です。
もし放置すると、以下のようなトラブルに見舞われる場合があります。
トイレに水がたまっていない状態を放置した場合のリスク
- トイレがつまる
- 下水の臭いが上がってくる
- 水道料金が高くなる
トイレがつまる
トイレタンクや便器に水がたまらないと、当然流す際の水量が足りなくなります。
その結果、排泄物やトイレットペーパーなどを十分に流しきれず、トイレがつまる可能性が高まります。
つまりの除去で苦労しないためには、水位に異常が見られた時点で対処しておくとよいでしょう。
下水の臭いが上がってくる
トイレの便器にたまっている水は封水ともよばれ、下水からの悪臭や害虫の侵入を防ぐ“蓋”の役割を果たしています。
水によるバリアがないと、悪臭や害虫のほかにも細菌や有毒ガスが流入するおそれがあり、衛生面で大きな問題が生じます。
健康に悪影響を及ぼすリスクを回避するため、トイレの便器に封水がある状態を維持することが大切です。
水道料金が高くなる
お伝えしたように、トイレタンクや便器に水がたまらないときは、なんらかのトラブルによって水漏れが起きているケースが考えられます。
水漏れをそのまま放置していると、思いもよらない高額の水道料金を請求されてしまうかもしれません。
さらに、トイレの不具合が悪化し、修理費用がかさむおそれもあります。
このような金銭面の被害を最小限に抑えられるよう、トイレの水位の異常は放置しないで、すぐに対処しましょう。
トイレの問題を自力で解決できないときの対処法
「トイレに水がたまらない状態を放置するリスクは理解できたけれど、自力での解決は難しい……」とお困りであれば、水道修理業者にご相談ください。
集合住宅にお住まいの場合は、管理会社や大家さんにも連絡しましょう。
以下で、詳しい理由を解説します。
水道修理業者に連絡する
水道修理業者は、トイレのつまりや水漏れなどのトラブルに対して、専門知識を持っています。
ご自身での修理が難しい場合は、最適な相談先だといえるでしょう。
ただし、水道修理業者のなかには、不当に高額な料金を請求してきたり技術力が著しく低かったりする悪徳業者も存在します。
後述する業者選びのポイントも踏まえ、信頼できる水道修理業者をお選びください。
管理会社や大家さんに相談する
ご自宅が賃貸住宅であれば、ひとまず応急処置を済ませたうえで、管理会社や大家さんに連絡しましょう。
先に水道修理業者に依頼すると、トイレの修理費用を管理会社や大家さんに負担してもらえなくなる可能性があります。
賃貸住宅では、通常の使用方法で生じたトイレの故障なら、管理会社や大家さんが修理費用を負担することが一般的です。
しかし、住人が無断で修理を行った場合は、この限りではありません。
トイレのトラブルが起きても慌てず、入居時の契約書の記載内容を確認してから対処することが大切です。
水道修理業者に依頼する場合の作業料金の目安
ご自宅が賃貸住宅ではなく、ご自身で水道修理業者にトイレのつまりや水漏れの修理を依頼する場合、それぞれの作業料金の目安は以下の通りです。
水道修理業者にトイレのつまりの修理を依頼する場合の作業料金の目安(症状の深刻度別)
- 低度(ラバーカップでの除去作業程度):4,000円~
- 中度(ローポンプを使用する作業程度):7,000円~
- 高度(便器の着脱が必要となる作業程度):10,000円~
水道修理業者にトイレの水漏れの修理を依頼する場合の作業料金の目安(症状の深刻度別)
- 低度(パッキン交換などの作業程度):3,000円~
- 中度(ボールタップ交換などの作業程度):15,000円~
- 高度(トイレタンク交換などの作業程度):40,000円~
この金額に、交換する部品の費用やスタッフの出張費が別途必要となるケースもあります。
加えて、つまりや水漏れの度合いによっては、さらに費用がかかる場合もあるため、実際の請求額が目安より高くなることもあるでしょう。
あわせて、以下のとうきょう水道職人にご依頼いただく際の作業料金の例も、ぜひ参考にしてください。
トイレの水漏れ・つまり
水道修理業者を選ぶ際のポイント
先に述べたように、水道修理業者にトイレの修理を依頼するのであれば、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
次の3つのポイントに注目して、慎重に業者を見極めましょう。
信頼できる水道修理業者を選ぶためのポイント
- ポイント①水道局指定業者を選ぶ
- ポイント②口コミや評判を確認する
- ポイント③見積もり対応の可否を確認する
ポイント①水道局指定業者を選ぶ
信頼できる水道修理業者を見極めるには、“水道局指定業者(指定給水装置工事事業者)”に該当していることが一つの基準となります。
水道局指定業者とは、水道法に基づく要件を満たし、給水管や排水設備の工事・修理を適法かつ安全に行えると水道局に認められた業者のことです。
具体的には、“給水装置工事主任技術者”という国家資格者が在籍していることや、省令で定める機械器具を保有していることなどが要件となっています。
そのため、水道局指定業者であれば、一定の技術力は担保されていると見なせます。
水道局指定業者であるかどうかは、水道修理業者が公開している情報や、各自治体の公式ホームページなどで確認可能です。
ただし、同じ水道局指定業者であっても、サービスの品質や修理費用は業者ごとに差があります。
実際に選ぶ際は、1社だけを見て「水道局指定業者だから大丈夫だろう」と即決せずに、複数の業者から相見積もりを取ったほうが安心です。
ポイント②口コミや評判を確認する
候補となる水道修理業者を見つけたら、口コミでユーザーの評判を調べてみるのも、よいかもしれません。
公式ホームページやWeb検索などで閲覧できる口コミや評判は、対応の質や施工後の満足度、担当者の対応などを知る手がかりとなります。
評価の数値はもちろんですが、「どの部分が良かったのか」「どのような修理をしたのか」「対応はどうだったのか」といった具体例もあわせてチェックすることが大切です。
ご自身が依頼したい修理内容と照らし合わせることで、重要な判断材料となるでしょう。
ポイント③見積もり対応の可否を確認する
見積もりを出してくれる水道修理業者であるか? という点も、必ずご確認ください。
トイレの修理費用は、不具合の場所(便器内か排水管か)や症状の度合い、部品交換の有無、訪問時間帯などの要素によって大きく変動します。
なかなか適正料金がつかみにくいかもしれませんが、複数の業者から詳しい見積もりを取って、作業内容と料金の内訳を比較してみましょう。
こうすることで、どの水道修理業者がリーズナブルなのかがわかり、施工後のトラブル回避にもつながります。
一般的に、信頼できる水道修理業者であれば、見積もりは無料で出してくれます。
逆に、電話だけで概算の金額を案内する業者や、見積書の作成を有料としている業者などは、避けたほうが無難です。
繰り返しになりますが、見積もりを確認する際は、料金の内訳もチェックしておくことが大切です。
作業費だけでなく、部品代や出張費、休日料金などの費用の詳細も明確になっていれば、あとから想定外の料金を請求されるリスクを避けられます。
トイレの水がたまらないトラブルでお困りならとうきょう水道職人へ
トイレの水がたまらないときは、トイレタンクや排水管になんらかのトラブルが生じていると考えられます。
ご自身で原因を見つけたうえで対処できるケースもありますが、トイレタンクの交換や水道管の洗浄といった大がかりな修理となると、自力での解決は難しいかもしれません。
また、トイレタンクの内蓋がご自身で外せないタイプである場合も、水道修理業者への依頼が必須です。
こうした理由で「信頼できる水道修理業者にトイレの修理を依頼したい」とお考えの方は、とうきょう水道職人にぜひご相談ください。
豊富な経験と確かな技術を持つプロが、無料のお見積りから実際の修理作業まで、丁寧に対応いたします。