作業前の様子

便器の下から水がにじみ出しており、床面が常に濡れている状態でした。
タンク内を点検すると、ボールタップのゴムフロートが硬化・変形しており、止水が不完全な状態になっていました。
また、排水弁のパッキンも摩耗によって密着が甘くなり、少量の水が常時便器内に流れ続けていることを確認しました。
その結果、タンク内部の水圧が不安定になり、接続部分からも水が漏れ出していたと考えられます。
お客様にはこれらの部品の交換を提案し了承いただきました。

作業内容

まず止水栓を閉め、タンクを分解して内部部品を取り外しました。
劣化が進んでいたボールタップ一式と排水弁パッキンを新品に交換します。
同時に、給水管のナット部分のパッキンも経年でひび割れが見られたため新しいものに交換しました。
部品交換後は、水量と止水タイミングを調整し、タンク内外の接続部からの漏れがないかを慎重に確認します。
最終的に、給水・排水ともに正常に動作していることを確認しました。

お客様の声

お客様の満足度：★★★★★

渋谷区渋谷　T様

タンクの中の部品がそんなに傷んでいたとは知らなかったです。交換後は水の音も止まり、安心して使えるようになりました。丁寧に説明してもらえてよかったです。