インフルエンザの予防には手洗いが有効!洗った後はハンドルに触れないように注意【水道職人:公式】
毎年冬になるとインフルエンザが流行します。
しかし今年のインフルエンザは流行の枠を超え、インフルエンザ患者数の統計開始以降、最多の感染者数になったと報道がされています。
インフルエンザの予防には手洗いが効果的ですが、手洗の後には、蛇口のハンドル操作に気を付ける必要があるのです。
きれいに洗い終わった手でハンドルを握ってしまっては、手を洗った意味がありません。
今回は、インフルエンザの予防方法や、手を洗った後に注意すべきことについてご紹介します。
インフルエンザの予防では手洗いが大事
そもそもインフルエンザとはどのような感染症で、なぜ手洗いが感染予防に有効と言われているのでしょうか。
インフルエンザはどんな感染症?
インフルエンザとは、5類感染症に分類される呼吸器の感染症です。
新型コロナウイルス感染症の移行に伴い、5類感染症の言葉を耳にしたことがある方も多くいると思います。
5類感染症とは、国が感染症の動向を調査し、その結果を医療機関や一般国民に発表し、感染や蔓延(まんえん)を防止すべきと考えられている感染症なのです。
なお新型インフルエンザは、既存のインフルエンザの内、新たに人から人への感染が認められた感染症のことを指します。
そのため、新型インフルエンザは5類感染症には分類されず、流行の度合いや症状によって分類が変わるでしょう。
インフルエンザの潜伏期間は短く、1~3日程度で発症します。
その後1~3日程度、38℃以上の高熱や、関節痛・筋肉痛などの傷み、倦怠感、食欲不振など、全身の症状に見舞われます。
また1週間ほど咳やのどの痛み、鼻水などの呼吸器の症状もあらわれ、おおよそ1週間が経過したころに回復するでしょう。
しかしインフルエンザA型とB型では症状が異なり、熱がほとんど出ないことがあります。
同じ型の中でも感染した方によっては熱が出にくいといったこともあるため、自分ではインフルエンザと風邪の見分けがつかないこともあります。
参考:感染症法の対象となる感染症の分類と考え方┃厚生労働省
インフルエンザの感染予防に手洗いが有効なのはなぜ?
インフルエンザは、飛沫感染(空気感染)や接触感染といったルートで、体内に入り込みます。
飛沫感染は、空中に舞っているウイルスが体内に入り感染することを指します。
接触感染は、インフルエンザの感染者が咳などをした際に手指に付着したウイルスを消毒することなくドアノブなどを触り、触った部分を非感染者が触り、さらに触ったその手で口などを触って感染することを指します。
このような形で感染することがほとんどのため、手指に付着しているウイルスを洗い流すことが、感染の予防につながるのです。
石けんと水道水を使った手洗いでは、手指に付着したウイルスの数を減らせると言われており、さまざまな場所で手洗いが推奨されています。
またアルコール(エタノール)消毒液を用いての手指の消毒も、インフルエンザの感染予防に効果があります。
参考:感染対策の基礎知識|1┃厚生労働省
正しい手洗いの方法
冬は水が冷たく洗面所も寒いため、手洗いの時間を短くしたいと考えるかもしれません。
しかし30秒以上かけてしっかりと手洗いをしないと、インフルエンザの感染予防は難しいでしょう。
正しい手洗いの方法で、丁寧に洗うようにしてください。
【正しい手洗いの方法】
- 手を水で濡らし、ハンドソープ(石けん)を手に取る
- 液体タイプや固形の場合、しっかりと手のひらで泡立てる
- 泡タイプの場合、手のひらを洗う
- 手の甲に伸ばすように洗う
- 指先と爪の間を洗う
- 指の間を洗う
- 親指はねじりながら洗う
- 手首を洗う
- 水道水で石けんと汚れをしっかりと洗い流す
- 清潔なタオルやペーパータオルで手を拭く
手を洗う工程は、すべて5秒以上かけて行うようにしましょう。
水で洗うことがつらいときは、お湯を使うようにしてください。
また手洗い後に乾燥を感じるときは、ハンドクリームや化粧水などで保湿してください。
手を洗った後に気を付けるべきこと
手を洗う前に、水道から水を出すために蛇口のハンドルを握ります。
この際、手指に付着しているインフルエンザのウイルスは、蛇口のハンドルにも付着します。
そのため、手をきれいに洗った後にハンドルを握ってしまうと、ハンドルに付着したウイルスが手指にまた付着してしまうのです。
蛇口のハンドルの中には、手で握って回すオーソドックスなタイプの物や、腕でも操作が可能なレバータイプの物、タッチレスで使える物などがあります。
手で握って回す以外の操作が可能なハンドルを使っている場合、手を洗った後は手以外で操作するようにしましょう。
手で握って回すタイプのハンドルの場合、手を洗うときにハンドルも一緒に洗った方が良いでしょう。
新型コロナウイルス感染症の流行以降、手洗いの重要性が説かれることが増えています。
インフルエンザだけではなくノロウイルスなど他のウイルスでも手洗いは感染予防に効果があるため、蛇口を交換することを検討してみても良いかもしれません。
手洗いだけじゃない!感染予防には衛生管理が重要
インフルエンザの感染予防には、手洗い以外にも衛生面の管理をすることが重要です。
うがい
外から帰ったら手洗いの後にうがいし、喉に付着しているウイルスを洗い流しましょう。
うがい薬を過剰に使うと免疫を下げることがあるため、取扱説明書に記載がある頻度以上で使うことは控えてください。
マスク
外に出るときはマスクをしましょう。
マスクには自分が持っているウイルスを外に吐き出さないための効果があります。
公共の交通機関を利用するときや、人が多い場所に行くときは、マスクをした方が良いでしょう。
またマスクには喉や鼻といった粘膜を保湿する効果もあります。
喉や鼻が乾燥していると感染リスクが高まるため、保湿効果のためにもマスクは効果を発揮します。
咳エチケット
マスクを使わないときは、咳エチケットに気を付けましょう。
咳やくしゃみをするときは、ティッシュ・ハンカチ・袖(そで)の内側などを使って口元を覆いましょう。
これにより、周囲に飛沫が飛ぶことを予防できます。
東京都の感染状況を知る
東京都感染症情報センターでは、都内のインフルエンザの流行状況が毎週木曜日に更新されています。
情報収集しておくことも、インフルエンザの感染予防には必要なことです。
参考:インフルエンザの流行状況(東京都 2024-2025年シーズン)┃東京都感染症情報センター
インフルエンザにはワクチンがある
インフルエンザを予防するために、予防接種を受けている方もいると思います。
インフルエンザのワクチンには、完全に感染を防ぐ働きはありません。
しかしワクチンと同じ型に感染した場合、症状を軽減できるという効果があります。
なお、インフルエンザの予防接種を受けていても、予防接種を受けた型とは違う型のインフルエンザに感染することもあります。
インフルエンザでは、インフルエンザ脳症という恐ろしい症状が発症することがあるでしょう。
成人は稀ですが、小児の発症確率は高い傾向にあります。
また成人でも死亡例があるため、インフルエンザの症状を悪化させないために、予防接種を受けておいた方が良いでしょう。
インフルエンザの予防接種では、インフルエンザのウイルスを体内に取り入れます。
これにより、接種後に体調を崩すことや、接種した幹部が腫れることもあるでしょう。
予防接種に不安がある方は、最寄りの医療機関に相談してみてください。
インフルエンザの流行株は毎年異なります。
そのため、予防接種は毎年行った方が良いでしょう。
参考:<速報>インフルエンザ脳症による成人の死亡例┃国立感染症研究所
蛇口の交換はとうきょう水道職人へ!
蛇口の交換を検討されている方は、とうきょう水道職人にお任せください!
新型コロナウイルス感染症の流行以降、レバータイプのハンドルの蛇口や、タッチレスタイプの蛇口が注目を浴びています。
食品衛生法も改訂され、飲食店などの食品を扱う業界では、手以外でも操作できる蛇口の取り付けが必須になりました。
毎年冬になると、手洗いをしっかりとしているのにインフルエンザに感染する方は多く、ハンドルに付着したウイルスが手指に戻ることが、感染の原因だと考えられています。
手以外で操作できる蛇口は、インフルエンザの予防のためにとても効果的なのです。
とうきょう水道職人では、蛇口のハンドル交換も承っております!
蛇口の中には取り寄せに日数が必要となるケースもありますが、蛇口の交換作業自体は数時間で完了します。
即日の交換が可能なため、蛇口の交換を検討している方は、とうきょう水道職人にお気軽にご相談くださいませ!